わたしが節約女子流を運営する理由。日本が中国より不便な点を解消したい

一般的に中国は日本より遅れた国と言われますが、中国人から「日本がおくれているなぁ~」って言われることは、実はたくさんあります。

日本が中国を再び追い越せるように、キャッスレス化社会の到来は絶対に必要です。

わたしはそのために「節約女子流」というサイトを運営しています。

 

でも、日本が中国より遅れているなんて、みんな信じられないんじゃないですか?

遅れている点を順番に見ていきましょう。

日本の現金決済:キャッシュレスが常態化した中国

まず、もっとも最初に挙げらるのが日本では現金決済が必要とされていることです。

わたしが運営している「節約女子流」というサイトではクレジットカードを紹介しているのですが、日本ではまだまだカード決済が少なすぎる。

 

支払いには現金をよく使わされ、クレジットカードも受け付けないことが多いです。

だから中国人は日本に来ると空港にて両替を済ませる必要があります。

中国では Alipay(支付宝)や WeChatPay(微信支付)を用いて QR コードを読み取れば終わりだ。日本でも両者に対応するお店が増えて来たが、そうでない場所もまだ多いです。

ちなみに日本でAlipay や WeChatPay で払う時の為替レートは両替所よりもレートが良いのです。いかに日本の現金主義が外国人に不便に思われているか分かるでしょう。

北京での 3 週間ほど滞在したことがありますが、わたしは一度も現金を使うことがなかったです。

更に言えば、2017 年に滞在した時も一度も使ったことがなかったので、日本は当時の中国にも追いついていません。

2017から変わったことと言えば、地下鉄は別途交通カードが必要だったのだがそれが不要となったことと、今回は QRコードが使えない店がなかったことか。

ちなみに現地では賃貸契約も支払いもネット決済で行い、果てはアパートの鍵もチャットで送られてくるような生活が始まっています。

 

日本ではシェア自転車が少ない:中国では出退勤にも使われる庶民の足

中国人の大好きな自転車。

この自転車が中国ではシェアで利用されています。

しかし、日本ではローソンなどで一部利用が始まったものの、普及率が低すぎです。

どこに移動するにも、公共交通手段を利用できるのは便利であるが、ちょっとした距離ならば、街を眺めながら自分で移動したいもの。

中国国内で観光に行けばわかるが、多くの人が Ofo(Ofo 小黄车)あるいは Mobike(摩拜单车)などに代表される GPS 付きのシェアリング自転車(つまりステーションなどに縛られることなく基本的に乗り捨て可能)に乗り観光を楽しんでいます。

観光地が密集している場合、限られた時間で多くを回りたい観光客にとってはこの上ない便利な乗り物であるが、それが日本にはない(厳密に言えば一部地域にあるが止められる場所が少ないなど使い勝手が悪い)、というわけです。

ついでに言えば、中国では電動キックボードやセグウェイ(すでに 2015 年に小米=シャオミに買収されている)などが公道で利用できるが、日本は規制のため利用できないのです。

自由と安全のトレードオフがあるとは言え、ひとまずは実験させてから規
制する中国と、規制してから徐々に緩めていく(こともある)日本に違いが大きいですね。

わたしは中国に滞在したときは、ほぼ毎日シェア自転車を利用しました。

Mobike を好んで使ったが、その理由は、Ofo の方は QR コード読み取り後に自分で暗証番号を入力しなければ解錠されないが、Mobike は自動で解錠されるという便利さがあったからだ。

雨の日は傘を片手に運転することが日常化している(なお傘は杭州の天堂傘がほぼ独占状態)。

排水設備はまだ不備が多く、大雨の日は水たまりが多かったが、その点でも自転車は歩くより便利です。

傘を持ちながらの運転は多少技能が必要だが、そこは自己責任の国ですね。

なお利用の際には故障した自転車に何回か遭遇したが、なんども重なるとクーポンが送られて来るのはさすがだ。

また稼働率が下がっている自転車を利用するとボーナス(紅包)がもらえる工夫もあるが、こういう工夫は日常茶飯事。

とにかく、どこにでもある、という安心感が素晴らしい。

思えばかつての中国は「自転車天国」と呼ばれた。

孔子『論語』には「温故而知新」とある。馬やロバでひく車に自転車が取って代わりました。

今は自動車や電車の隙間を埋めるための自転車だが、実は社会保障を充実させる中で国民の健康を促進することにも一役買っているのです。

シェア自転車に乗るたびに消費されたカロリーが表示されるのもその一貫ですね。

政府が医療保険を充実させていかねばならない中で、健康促進は社会保障費削減にも役立つ。

環境負荷の軽減もその目的の一つだ。消費カロリーが累積される度に、デンマークの首都コペンハーゲンにある自転車スーパーハイウェイが同じく環境保護と医療費削減に役立っていることを思い出します。

健康と言えば北京の空気の綺麗さには驚く。外国人観光客が驚くというより根っからの北京人が驚いてる。

「変わったことといえば、去年までは想像もできなかったのに、本当に空気が綺麗になったことだ」。空気が悪かった日本の 70 年代の時よりも中国の改善ペースは速い。

その北京では環境問題を茶化す余裕まで出てきていますw
「北京空気」として缶詰に北京の空気を詰めて 28 元で売っているwww

タクシーが高すぎる

中国人が日本で不満だと感じている点はまだあります。

電車が多く、時間が正確なのは間違いなく日本の美点なのですが、、中国では DiDi(滴滴出行)があります。日本にも Uber やタクシーはあるが、タクシーの配車サービスのアプリは、会社別にあることが多いことに加えて、何より料金が高すぎます。

中国人の行う白タク(日本では違法だが、摘発などの記事を見かけるので存在しているようだ)などは安いため、競争環境が整えば料金はより弾力的になり、タクシーの料金が安くなる可能性もあるのだが、規制によって値段が高いままで使い勝手が悪い、とのことです。

現在中国からの観光客は、団体旅行からカスタマイズ旅行が増えているが、幼児や老人と共に旅行することもある。また、買い物の荷物が増えれば公共交通による移動はなかなか大変だ。

中国の DiDi にはいくつかのグレードがあり、タクシーから高級車まで選んで乗ることができる。

少し上のグレードになると、料金は高くなるものの、専用のボトルウォーターがついていたり、運転手が丁寧だったりと安心感があるとのこと。また、低いグレードより圧倒的につかまりやすいらしい。

日本では料理が持ち帰りできない

中国人観光客にとって日本食は相変わらず人気が高く、しゃぶしゃぶやすき焼き、寿司に天ぷらと、人気の料理はたくさんあります。

でも問題は頼みすぎると無駄になってしまいます。

中国では食事を頼み過ぎても余れば残った分をテイクアウト(打包 dabao、と中国では言う)できます。

だが日本で食べ残しを持ち帰らせてくれる店はかなり限られていますよね。

実は、日本政府は消費者庁、農林水産省、環境省、厚生労働省が連名で食べ残し対策として、十分な注意の上での持ち帰りを奨励している2のだが、あまり浸透しておらず、お店自体が拒否するケースが多い。

ちなみに、酒は日本酒よりも実は日本のウィスキーの方が中国では人気だ。日本酒があわせやすい日本食よりも、バーに行く頻度の方が高く、バーに置いてあるのはウィスキーの方が多いから、ということらしい。
わたしも連日北京ダックを食べたが、北京ダックは基本一人で食べることが想定されていない。

一人では食べきれず余ることが多かったが、それでも料理を無駄にすることがなかったのは、スープでさえも全て持ち帰ったからである。

なお、最近は核家族化などの社会変化にあわせて一人飯も増ました。欧米系のファストフードに加えて、中華料理の一人飯(例えば雲南料理の過橋米線)という形態も増えてます。

日本も変わりつつある

さて中国人にとってはこんなにも不便な日本であるが、そんな日本も徐々には変わりつつあります。

QR コードによるキャッシュレス化の浸透に加えて、シェアリング自転車の実験的導入、タクシー配車アプリの積極的導入などです。

だがお気付きだろうか。

これらは全て中国の後追いなのです。

これから変化のピッチを上げて、再度追い抜きたいものですね。